朝日新聞に掲載した原寸大広告の送付をもって賛同御礼と第14期沖縄意見広告運動のスタートのご挨拶とさせていただきます。

 残暑厳しい折、第7波コロナ感染拡大の収束の見通しも立たず、心の休まるときがありませんが、皆さま、お変わりございませんでしょうか。
 皆様の中には、感染され自宅療養されている方がおられるのではと案じております。そうした方々に心からお見舞いを申し上げます。また療義中の送付の失礼をお許しください。
 さて第13期広告は、沖縄の「日本復帰50年」の節目に際し、沖縄県民が希求した願いとは何だったのかを改めて問い、同時にこの沖縄の問題が決して他人事でなく、日本に暮らす全ての人にとって人権・民主主義・地方自治など「この国のあり方」にかかわる問題であることを考える特別の意味を込めた広告でした。
 おかげさまで第13期は、15,324件のご賛同をいただき、「復帰」50年の5月15日に朝日、琉球新報、沖縄タイムスの3紙に2頁・カラーの全面広告を掲載することができました。5月29日には、東京会場にてオンラインで全国を結び、久しぶりの対面での報告集会(注)も行いました。例年より1か月早い掲載で、コロナ禍にウクライナ危機による物価上昇•生活危機が重なるなど2重3重の困難な状況にもかかわらず、「復帰50年」の広告を実現させていただいた全国の賛同者の皆さまに、原寸大の広告掲載紙送付をもって報告とし、心からの敬意と感謝を表したいと思います。
 (注一集会で講演いただいた田中優子さん(法政大学名誉教授・前総長)には、その後この連動の全国世話人をお引き受けいただきました。)

 沖縄現地では、沖縄の未来のかかった県知事選が公示され、玉城知事の再選勝利をめざすオール沖縄勢力と辺野古推進の岸田政権陣営との大激戦の真っ只中です。私たちは辺野古新基地反対を貰き、「基地のない平和で豊かな新時代の沖縄」の実現をめざして奮闘する玉城知事を支持します。(注一同封の玉城後援会チラシをご覧ください)
 「復帰50年」を機に、沖縄意見広告連動はオール沖縄と連帯し、引き続き 「辺野古新基地建設即時中止、普天間基地即時撤去、今こそ海兵隊は撤退を!」の意思を日米両政府に突きつけ行動していきます。米軍のやりたい放題を許す日米地位協定を抜本的に見直し、構造的な沖縄差別と米軍駐留の根にある日米安全保障条約をやめ、東アジアの平和、「基地のない平和な沖縄、日本」を願って、大きな連帯と行動の輪を広げていきましょう。

 私たちは14期活動をスタートします。ご賛同のこと、よろしくお願いします。

2022年8月25日 沖縄意見広告連動

(注)第13期の賛同団体、賛同者の皆様には、東京事務所より、全国発送済みですが、台風の影響で遅れている場合には、ご容赦ください。また、第14期新チラシが必要な場合には必要枚数を事務局までメールにてお知らせくだされば送付します。
mail: info(@)okinawaiken.org (@)→@

第14期新チラシ[PDF]

14th_A4C2mini


コメントをおよせください